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東海大:静岡県駿河湾で新種の生物「ホクトコヅツヒジキムシ」を発見

2019/02/18

 東海大海洋学部海洋生物学科の西川淳教授らの研究グループが、静岡県駿河湾で採集し た生物の1新種を、「Peniculus hokutoae」(標準和名:ホクトコヅツヒジキムシ)と命 名し、2018 年 11 月 26 日に寄生虫学の学術誌『PARASITE』のオンライン版に掲載されたこ とを、同大は 2 月 1 日付ホームページで発表した。

 研究グループでは、2018 年秋に同大所有の小型舟艇「北斗」を用いて海洋調査を実施し、 プランクトンをネットで採集していたところ、網で採集されたハダカイワシに寄生性のカ イアシ類がついているのを発見。寄生虫が生きている状態で記録をとり、専門家に調査を 依頼した結果、新種であることが判明した。「ホクトコヅツヒジキムシ」という和名は、 小型舟艇「北斗」にちなんでつけられた。西川教授は、「駿河湾での寄生性カイアシ類の 新種発見は今回が2例目なので、今後も発見される可能性が高いと考えられます。駿河湾 の生物多様性を解明していきたい」と語っている。

(大学HP:https://www.u-tokai.ac.jp/academics/undergraduate/marine_science_and_techno/news/detail/post_111.html

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